英語は道具にすぎない。道具を使いこなすために・・・・・
戦略分析・立案能力を高める統合英語訓練
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戦略分析・立案訓練ステップ
ウェブ・セミナーサイトマップにある準備パート2の正規分布と成長曲線の応用は必ず読んでください。
回帰直線9点一筆書きは説明を読んで、意味を十分理解してください。
アメリカの経済復興シナリオと戦略予測(日本語)にアクセスしてください。
予測シナリオが訓練の材料です。
英文記事を日本語で要約します。
リンク記事を読んで考えてください。その情報(ドット)が予想(回帰直線)を裏付けるものか、無関係か?あるいは予測シナリが誤りか?
戦略分析・立案は不確実性に対する決断(度胸)の集積結果です。ブログ・コメント欄に反論、異論を書くのも訓練になると思います。

 Sec 2-1-4 G.M.の国有化は成功する

オバマ大統領のG.M.再建は成功します。失敗などしません!大見得を切りました。
何故か、こんな断定をしたのが腹立たしい・・・  

第四回 2009年11月12日アップ
ちょっとがっくりして終えた前回ですが、明日からオバマ大統領が来日します。今回は・・・
G.M.が破綻状態に陥った昨年春、ヨーロッパで小型車を生産する傘下のOpel(オペル)を売却しょうとして売り先を探してきました。複数の候補者の中でMagna(マグナ:カナダの部品メーカー)に絞り込んで交渉が行われ交渉成立も時間の問題と思われていた矢先、突然G.M.は何の前触れもなしに、交渉は白紙撤回、売却しないという結論を下したのです。
この半年、ドイツ政府、Opelがある州政府、買収するMagnaを資金的に支援するロシアの国営銀行Sber、したがってロシア政府、さらにMagnaに経営権が移管されたときの人員削減計画に取り組んできた労働組合はびっくり仰天。G.M.の変心に怒りが爆発して大騒ぎになりました。ドイツの経済大臣は昨年5月にOpelに貸した22.3億ドル(約2200億円)を返還させると公に怒りをぶちまけました。

この方針転換は、G.M.が破綻状態からほぼ完全に脱却した自信の表れで、ヨーロッパやアジア市場に適合する小型車を生産するOpelをキープする方が世界戦略上有利と判断したためで、正しい決断とするアナリストもいる。
また、Magnaに売却されることで、大幅な人員削減を恐れていた英国工場、イタリア工場、スペイン工場には安心する空気もある。

ややこしいのは、ドイツ政府はMagnaであろうが他の引き受け先であろうが、あるいはG.M.でも、ドイツOpelを生き延ばすためなら政府ローンを与えるとしていたことだ。したがって、G.M.は白紙撤回しながらも、ドイツを含む関係各国からさらに22.3億ドルのの政府支援が必要と(堂々と)言っている。

この記事に50の読者投稿があります。
ドイツとカナダからの投稿はこの記事の通り激しいものです。アメリカ人にも同様のものがありますが、中には冷たい反応もあります。
11月10日の記事は、怒りを静めるためのG.M.の動きです。



また、7月からの経緯は以下の記事で流れがお分かりになると思いますので、ご参考までに。

July 13, 2009, 9:29 am
G.M.’s Opel Gets Another Bidder; Deal May Be Near

August 25, 2009, 9:23 am
G.M. No Longer in Rush in Opel Deal

September 10, 2009, 9:28 am
G.M. to Back Opel Sale to Magna, Reports Say

September 10, 2009, 2:19 pm
G.M. Agrees to Sell Opel to Magna, With Conditions

November 3, 2009, 8:02 am
G.M. Board Expected to Decide Fate of Opel

November 3, 2009, 5:51 pm
G.M. to Retain Opel

November10, 2009

先週、アメリカ政府はG.M.とクライスラーを救済に使ったローンが全部返ることはないだろうと結論した報告書をまとめたが、G.M.の会長は、「G.M.分については76億ドル(約760億円)を現金で、500億ドル(約5兆円)は株式で返還する。財務省は株式の売却で埋め合わせできるだろう。」と語っている。

政府は2010年の早いうちに公開企業になるのを期待してきた。それに対して、会長は、「若干時間が掛かるかもしれない。利益を上げるほうが先で、その見通しはあるが正確に何時とは言えない。」と言っている。
AT&Tを退職した2007年以来、”製造業の経済における役割”について講義しているテキサスの小さな大学で学生からの質問、「ローンは返せるのか?」に対して、「返せるかって?勿論だよ。何時とは明言できないけど、あなたが考えているより早い時期になると思う。」と答えている。


Opelに関して;
一度下した決定を覆すのは難しいことです。特に、義理と人情の文化の中では非常に難しい、ですが実は日本にだって沢山あります。ビジネスは非情というか勝手というか・・・。

ドイツ政府やロシア政府を巻き込むこれほどのスケールだから尚更難しいとは言いません。どちら側にも利害関係者はいますから、後の手当てをきちんとすれば収まるところに収まる。多国籍企業の厚かましさはそれを熟知しているということなのでしょう。

もしあなたがドイツ側の関係者としたら、このG.M.の変心をどうみますか?
多くの読者のように怒りますか?
それとも・・・
考えてみてください。戦略立案者として学ぶべき教訓があると思います。

オバマ大統領のG.M.一次国有化は成功しそうな気配濃厚です。後は、株式がどのぐらいで放出できるかでしょう。
何故か、こんな断定をしたのが腹立たしい・・・

と言いますのは、トヨタのフロアーマットやホンダのブレーキの報道に腹立たしさがあるからです。
もっと高等戦術を使ってくるかと思っていたのですが、何のことはない一番単純な手だからです。
もうひとつは、しつこいようですが、そんな手を防げなかったのかという苛立ちみたいなものがなかなか抜けないのです。
前回おやりになって、コメントと引用した3つのブログをお読みになった人には何を言っているかお分かりと思います。初めての方は前回をご覧ください。