英語は道具にすぎない。道具を使いこなすために・・・・・
戦略分析・立案能力を高める統合英語訓練
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戦略分析・立案訓練ステップ
ウェブ・セミナーサイトマップにある準備パート2の正規分布と成長曲線の応用は必ず読んでください。
回帰直線9点一筆書きは説明を読んで、意味を十分理解してください。
アメリカの経済復興シナリオと戦略予測(日本語)にアクセスしてください。
予測シナリオが訓練の材料です。
英文記事を日本語で要約します。
リンク記事を読んで考えてください。その情報(ドット)が予想(回帰直線)を裏付けるものか、無関係か?あるいは予測が誤りか?
戦略分析・立案は不確実性に対する決断(度胸)の集積結果です。ブログ・コメント欄に反論、異論を書くのも訓練になると思います。

 Sec 2-5-1 日本が危ない・日本は狙われる

第一回は、オバマ訪中は失敗だった。アメリカでも日本でもメディアの評価はそうです。総括では、成功としました。次の2つの記事を読んであなたはどう評価しますか?
November 26, 2009
U.S.and China to Go to Talks With Emissions Targets

オバマ政権が暫定的なアメリカの排出削減措置を公表した翌日、中国政府は2020年までに温室効果ガス排出の増加を抑制すると発表した。中国の排出抑制は、経済算出量単位あたりの炭酸ガス排出量で2005年レベルに較べて40−45%までにするというもので、排出量は増加するが増加率が少なくなるというものだ。
中国はコペンハーゲン会議を迎えて突破口を模索してきたが、この発表のタイミングが偶然かどうか不明である。これまで、中国はアメリカの決定に直接影響されたかのように見えることは避けてきた。この目標はヨーロッパ各国が求めてきた少なくとも50%抑制には程遠いものである。

アナリストは、2020年までに2005年レベルから17%台、2050年までに83%削減というアメリカからの圧力を弱めるためで、中国はこれまでとほとんど変らない経済活動を続ける目標と捉えられるので、紛糾を招きかねないと言う。一方、北京の環境団体は、中国が本気でやらなければ簡単には達成できない目標で決して低いものではないし、目標が高すぎて信じられないというものでもないと言う。
別のアナリストは、中国はアメリカ議会が中断している法案を通すまで大きな約束はしないと見ている。また、中国はこの発表でコペンハーゲン出席が楽になり、もっとも辛い立場はアメリカと言う。
アメリカ政府も中国政府も国内の産業から経済の停滞につながる具体的な排出削減目標設定に対する強い反対の声がある。アメリカでは、中国やインドが納得できる目標を設定しない限り議会は賛同しないという雰囲気である。
尚、コペンハーゲンにはWenJiabao首相が出席する。
(オバマ大統領は、ノーベル賞授賞式に合わせてコペンハーゲン会議への出席も既に発表している。)

November 27, 2009
Russia and China Endorse Agency’s Rebuke of Iran

核を監視する国連の国際原子力機関は、イランのウラン濃縮工場の建設を直ちに凍結するよう求めた。この非難決議はロシアと中国の支持によってかってない強いものとなった。オバマ大統領はイランが非難決議を受け入れる期限を今年一杯としており、従わない場合に備えた国連安保理制裁措置を検討している。
イランは、従来から核開発はエネルギー利用と主張しているが、多くの国は核弾頭開発と見ている。
問題は、ロシアと中国が制裁に同意してもイランの行動を止める効果があるかどうかである。これま
複雑なのは、イランが従わない場合イスラエルが2010年に軍事行動に出ると脅しを掛けていることだ。それは、隣国アフガニスタンのアメリカ軍に対する挑発を招くことになるからだ。

ホワイトハウスは、中国の支持がオバマ大統領訪中の結果としながらも、イランの活動停止までは勝利宣言はお預けとしている。


いかがでしょうか?

削減目標について、必ずしもオバマ大統領の評価が高いとは言えないタイムズの論調です。
中国の翌日発表のタイミングが偶然かどうか分からないと言っていますが、あなたの見方は?

私が、驚いたのはイラン問題です。
オバマ大統領の支持要請に対して中国はまったく反応しなかった。メディアが訪中失敗とした理由のひとつがそれでした。

私の共同声明の読み方が間違っているのでしょうか?ニューヨークタイムズも日本の新聞も私のような受け取り方はしていません。
オバマ大統領訪中総括を書いたのは11月22日ですから、中国の削減抑制発表もイラン制裁支持も出る前のことです。

共同声明は、アメリカが何か重大な中国の弱みを握っているからに違いないと考えましたが、この二つの記事が立て続けに出て、ますますその考えが強くなりました。

皆さんは、G.M.の国有化は成功するでフロアーマットによる事故はトヨタの問題にしても、その後のトヨタ車の品質に対する読者反応の変化と一ヶ月も経たないうちに、消費者の信頼性評価が一気に落ちてしまったことに何らかの作為があると思われないでしょうか?

世界は、やっぱりアメリカを見ています。
アメリカでの評価が世界に伝播しないことはありません。
ドット(情報)から相手の戦略、動きを予測することはビジネスで欠かせないことです。

次回は、日本が狙われていると考えるドットを紹介して一緒に考えたいと思います。