英語は道具にすぎない。道具を使いこなすために・・・・・
戦略分析・立案能力を高める統合英語訓練
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戦略分析・立案訓練ステップ
ウェブ・セミナーサイトマップにある準備パート2の正規分布と成長曲線の応用は必ず読んでください。
回帰直線9点一筆書きは説明を読んで、意味を十分理解してください。
アメリカの経済復興シナリオと戦略予測(日本語)にアクセスしてください。
予測シナリオが訓練の材料です。
英文記事を日本語で要約します。
リンク記事を読んで考えてください。その情報(ドット)が予想(回帰直線)を裏付けるものか、無関係か?あるいは予測が誤りか?
戦略分析・立案は不確実性に対する決断(度胸)の集積結果です。ブログ・コメント欄に反論、異論を書くのも訓練になると思います。

 Sec 2-4-5 American Hegemony

その種が何であったのか不明ですが、とにかく最大の競合中国を手の内に収めた。
気候変動問題でアメリカは主導権を握ると断定しましたが、これは前回までで明確になったと思います。

今回は、その実証とも言える記事、さらにその種が何であったのかを探るきっかけになるかもしれない事件を読むことにします。明日からのコペンハーゲンCOP15を見るためでもあります。
(第5回:2009.12.06Up)
December 1, 2009
Europe Bypassed on Climate Summit

地球温暖化・気候変動問題が高まってから、EUは、先に動けばそれだけ有利になるとして国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)を主導してきた。
しかし、コペンハーゲン会議を数日後に控え、温室効果ガスの二大排出国である中国とアメリカがゲームの先行きを決める動きをただ見つめるだけの立場になってきた。

アメリカが中国とインドが排出削減をしない京都議定書は意味がないとする間にもEUは先を急いだ。新しい削減目標の設定、助成金、削減枠取引などを次々と打ち出して京都議定書以後の枠組み作りのリーダーシップを取ろうとしてきた。

今年の夏、ちょうど同じ時期に国連傘下の気候変動に関する会議がボンで開催されたときにアメリカは参加せず、中国と二ヶ国間協議を行ったことに腹を立てた。EUは、後進国が集まるには国連傘下のフォーラムが最適と考えてきたからである。10月には、EU首脳は後進国対策のために2020年までに毎年1000億ドル(約10兆円)必要とする世界基金創設に同意したが、各国の負担について決めなかったために国連も環境団体も失望していた。オバマ大統領が基金について何も言っていない。
EU内部にも矛盾はある。鉄鋼産業も石油・ガス産業も特にアメリカが排出量制限(キャップ)と排出取引(トレード)に参加しない限りは国際競争に負けると域内27ヶ国での投資を抑制している。

このような状況下ではあるが、EU環境委員長は、“最初に動いた方が勝ち”という戦略がブラジル、ロシア、日本、韓国の支持を得ているとして、域内各国にこれまでの合意1990年対比20%削減を30%に上げるよう働きかけている。この呼びかけに対して、コペンハーゲン会議の期間中である12月10−11日に開催されるブラッセルEU首脳会議でイギリス、デンマーク、オランダ、スロベニアが同意する模様である。EUは、これを2012年以後の枠組み設定の突破口にしようとしている。一方、大きな石炭産業を持つイタリーやポーランド、そして東欧諸国は、更なる削減は犠牲が大きすぎるとしているが、同時に反対することはEUが団結していないことを世界にさらけ出すことになるのではないかとの懸念している。

EUはアメリカの2005年対比17%削減目標に対しては勿論、中国の排出抑制目標に対しても、”現状維持から何も変わっていない”目標にすぎないと批判している。

December 4, 2009
Obama Shifts His Visit to Last Day of Climate Conference

当初オスロでのノーベル賞受賞式に日程を合わせ10日にIPCCコペンハーゲン会議に出席する予定であったが、フランス、イギリス、オーストラリア、ドイツ首脳と打ち合わせの結果、最終日の18日に出席することに変更した。

ホワイトハウスの発表は、以下の内容。
「コペンハーゲンで排出削減量の国際協定には至らないが、来年、再度検討するための重要な政治的な中間ステップになる。最終日の世界各国首脳が集まる中でオバマ大統領は決定的に重要な役割をはたすことになる。後進国の排出削減を促す10兆円基金問題はテーマのひとつで、アメリカは応分の協力の準備はあるが、気候変動問題は共通の安全保障問題であり、すべての国が削減に同意しない限り気候変動枠組み条約の成功はない。」

何とも白々しい感じの日程変更に響きますが、先入観でしょうか?
あなたはどのように受け取りましたか?



お知らせ
現在、移行のために2つのブログを使っています。12月一杯で旧ブログにエントリーできなくなるからです。にアクセスされている方は、今からにアクセスいただくようお願いします。
http://blog.chalaza.net/
http://stratpreneur.chalaza.net/
そこで、中国を説得した種が何であったのか・・・私は、中国から飛来するススが北極の氷を溶かしている証拠でも見つけたか?かとしました。憶測です、憶測。
以下については、あなたが地球温暖化問題マニアならスキップしてください。ご存知のはずですので。
それ以外の方はお読みください。リラックスして、軽い気持ちで。
November 19, 2009
Leaked FOIA files 62 mb of gold

これまで起きた最大のニュース。断っておきますが、私はファイルのソースと何の関係もありません。鹿撃ちに行っている間にブログにリンクされていたものです。ファイルは本物と思いますが、そうだと100%証明できません。できませんが、私は本物と考えています。私の考えではこの情報はハッカー、あるいは情報公開が必要と考える内部の人が複数のコンピューターから取ったものと思います。微妙な言い方をしますが、この人は相当の覚悟でこのデータを公開したと思います。ファイルの取り扱いについては弁護士の助言を受けなければなりませんが、ファイルの大きさと問題の性質から、私はこれが本物に違いないと判断します。現在、リンクはオフにしていますが、ダウンロードして何が入っているのかチェックしました。公開することが法的にどうなるのか知っておかなければなりませんが、62MBデータの概要だけちょっと。
Santer, Briffa, Mann, Osborne, Wahlなどの個人間のEメールとたっぷり楽しめるデータとコードです。HadCRUT(*イギリスの東アングリア大気候研究所の分析した異常な地上および海洋表面温度)のコードおよびその変換値もリリースされています。
Eメールは興味深いものです。Steve McIntyre(*地球温暖化懐疑論者の第一人者)に焦点があたっていますが、懐疑派にとって物事を難しくされていたものが多数あります。また、費用に関してもありますが、この連中がいかにたっぷりの補助金で遊んでいたか信じられないものです。

問題の科学者達が彼らの見地から最高の結果を出すために隠したかったものについてコメントがいくつかあります。また、懐疑派を抹殺して喜ぶ人たちや最近のYamal(*とりあえず意味を考えなくてOKです)研究結果についてもつまらない論議が沢山あります。
何度も言いますが、公開自体、そして何を公開して良いのか法的な義務を知らなければなりません。そのうち、Eメール公開の経験を持つアンソニーに会いますが、とりあえず陽の光に当てなければならない手紙がひとつあります。あまりに驚くものだからです。懐疑論者の最大の批判は非公開にあります。その見え透いた言い訳に今、ここで終止符を打つことができると思います。どなたか私に弁護士を見つけてくれてもっと出していいというなら他の人の名前も出しますが、この卑怯なグループの正体を明らかにするにはこれで勝負ありと思います。

From: P
To: “M
Subject: HIGHLY CONFIDENTIAL(特秘)
Date: Thu Jul 8 16:30:16 2004

pdfだけ持っている。君にだけの情報として他に渡さないで欲しい。関係するところは13ページ、セクション4の最後の2行。[親切からはさみでチョン]使うにしても十分気をつけて。Pdfを持っているのも隠して欲しい。添付資料はいい論文だ。JGR(Journal ofGeophysical Research)、あるいはJ. Climate(Journal of Climate)に提出するようにAをせっついている。うちの研究所(CRU)にもIPCC報告書(ERA-40)にもぴったりという結果になる。言いたいことははっきりしている、つまり再分析には多量の表面(温度)と大気の(温度)をモデルに入れなければならないということ。データを入れるとジャンプが際立つ。環境予測センター(NCEP)は海洋と雪や氷の上方大気についておかしなことばかりやっている。 MMの論文はゴミだ、君も知っている通り。DeFreitas(*ニュージーランド・オークランド大学の地質環境助教授)も、Pielke(*コロラド大学の気候科学教授)も気が狂ったFinn(*誰のことか分かりません)に返答したことで信用がた落ちだ。これらの論文がどれもIPCCの報告に載らない。Kと私が載らないように何とかするつもりだ。仮に、ピア・レビュー(学者間の評価)論文の再定義をしなくてはならなくなったとしてもだ。[弁護士の助言があるまで待つので名前は除いた]

よろしく。
P


M、
[また、親切からはさみでチョンだが、ここは論文に関して個人的な感じ方や友情を表している部分でメールの中味に影響ない。]

送れと言えば送りますが、ここ2−3ヶ月は報告書として発表されません。

よろしく。

P
Prof. P


M、P、Kが誰か公表できるなら、まぁ、実際できますが、そうすれば大いに興味を呼び起こすものでしょう。これは、数千ものEメールのひとつで、‘絶対’の保証はないですが、私が思うには、これは本物です。途方もない代物とでも呼びましょうか。

(注)コロキュアルな部分もあるので、訳が正しい保証はありませんが、大体合っていると思います。
タイトルは、”情報公開法に則って62メガバイトの宝の情報が漏洩”とでもしておきましょうか?

実際は笑い事ではないのですが、笑うほかありません。
あまり詳しくない私のような人のための紙芝居と思ってください。

主役:
皆さんご存知のこのグラフが主役。

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が発表した人為的な活動による温室効果ガスによって地球温暖化が起こるとする根拠です。
2007年12月のバリ島で開催されたIPCCの会議で世界の気候科学の総意でというものです。
IPCCとアル・ゴア氏(不都合な真実)がノーベル賞を受賞しました。

助演:とりあえず2名のみ+1

Michael E. Mann

The shape of the graph 
Phil Jones

Associate Prof. Penn StateUniversity, one of the
originators of a graph of
temperature trends

looks
like hockey stick 

Director of the ClimaticResearch Unit (CRU) at theUniversity of East Anglia inNorwich, England

このグラフをめぐって気候科学者の間で激しい論争が湧き上がっていました。このグラフを支持する人をwarmerとかalarmist、否定派をdenierと呼んでいます。支持派は否定派を石油会社から雇われた者と言い、否定派はデータが正しくない、間違っていると互いに非難合戦が繰り広げられてきました。このEメールを公開したブロガーは否定派で、大喜びの感じを受けますね。11月19日のこのブログを基に大騒ぎになりました。日本の新聞には軽く報道されただけですが、理由は分かりません。とにかく、ホッケースティックのような形になる都合の良いデータを使ったということがバレてしまった。世紀のスキャンダルであることは間違いありません。IPCCは、基本的な立場は変わらない(NYTimes 12.06,2009)という発表をしていますが、そうは行かないでしょう。

否定派の反応は素早いものでした。
すぐ、これが出ました。Hide The Decline Climategate という歌ビデオ(か〜くした、か〜くした)
また、温暖化に対する炭酸ガスの役割を子供たちに説明してしてきた人たちが沢山いるはずで、その人たちは今回のハッキング事件はどう見ているのだろうかと思っていたときに、イギリスの有名なテレビマンのブログにコメントした読者がおかしいから見てみろと言っていたのが、これ。吹き出しました。

ウォーターゲート(Watergate)事件をご存知でしょうか?1970年代当時のニクソン大統領が辞任に追い込まれた補佐官による陰謀事件です。Climategateと呼ばれるのはここから来ています。

それで、この事件は一体何なんでしょうか?

私は、最初知ったとき、ここまでやるのかとすぐ思いました。これも邪推です。時間を稼ぐために・・・そうだとしたら(皮肉交じりで)完璧ですね。
誰がハッキングしたかがほとんど話題に上らないのです。不思議なことに。
イギリスの警察が調査をしているらしいのですが、犯人なんか挙がるのでしょうか?

いずれにしましても、気候変動もアメリカの顔色を窺いながら世界が動くという図式になったのは確実です。
最後に、このハッキング事件をきっかけに鳩山総理大臣の25%削減宣言が叩かれそうな気がします。
グリーン・エネルギー社会に変革するのは、日本の今の経済状態から脱却するための内需拡大路線として正しいと思いますが、肝心の政権がどんな政策をしようとするのかさっぱり分からない。
困ったことです。
オバマ大統領の戦略がここまではっきり分かれば、一刻の猶予もないのですが、これはブログでやります。みなさんもお考えください。